2008.02.15 文部科学省 新学習指導改訂案 公表

文部科学省は、ゆとり教育の反省から、
小中学校の、主要科目の授業時間を1割以上増やすことなどを盛り込んだ、
学習指導要領の改訂案を公表しました。

小学校は、2011年度より
中学校は、 2012年度より実施予定です。
※算数または数学、理科は先行実施予定

具体的な内容は以下の通り。

  • 現行学習指導要領で削減した学習内容を復活
    (台形の面積・縄文時代・円周率3.14
  • 総合的な学習の時間(←ゆとり教育の象徴)の削減
  • 指導要領は最低基準。学校の裁量でレベルアップを。
  • 授業時間の増加(国・算・理・社・英・体育・保健体育)
    ※小学校1.2年 週2コマ(1コマ45分)
    小学校3~6年 週1コマ
  • 英語活動、5年生より必修(週1)

これで「ゆとり教育」がやっと終わりを告げました。

※学習指導要領とは?

小学校から高校までのの学校教育で、
学年ごとに教える時間数と内容を示したもの。
文部科学省より学校教育法に基づいて告示される。
約10年に1度、全面改訂され、今回で7度目となる。

 



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