「ゆとり教育」にさようなら・・・。
ゆとり教育とは、勉強する子供たちが、詰め込みによる焦燥感
(=焦りやイライラ感、不安の原因や問題がわかっているが、
理由のない不安な気持ち)
を感じさせないように子供たちが、
のびのびとさまざまな能力を伸張させてあげる教育理念のこと、とあります。
「学校5日制」の学習内容、授業時数の削減。
小学校の1・2年の理科、社会を廃止し、
「教科生活」と「総合的な学習の時間」を新設。
そして「絶対評価」の導入。
などがありました。
けれども日本の点数低下が問題となり、
学習内容が発展的内容として教科書に戻ったのでした。
小中学校で、ゆとりが生まれた分、
高校以降にしわ寄せがいっているともいわれています。
そしてここ数年、授業日数の増加、
理数系、英語の授業日数増加や授業時間の10%増と
必要に応じて土曜日授業の復活になりました。
ここ10年足らずの間に教育方針は右往左往し、
子供や教育現場は振り回され、
結果現状は学力低下という状態に陥ってしまったのです。
何故どうして、このゆとり教育が戦後の戦犯とまで言われ
崩壊していったのでしょうか?
また 今後どのように改善していかねばならないのでしょう?
そうした中、家庭での教育や学習が取りざたされて、
塾や小学生の通信教育などの重要性がいっそう問われています。
※この記事はWikipediaを参考にしています。
追記:2008年2月 文部科学省より新学習指導改定案がだされ、
ゆとり教育はようやく終わりを告げることとなりました。
しかし、この10年間にできた学力の低下や
公立と私立の格差はなかなか埋まるものではありませんし、
ゆとり教育とゆとり教育廃止との狭間の世代で、
苦労する子供達へのきめ細かい対応が必要でしょう。